気持ちの切り替え

子育て

最近、息子と「気持ちの切り替え」について話をしました。

息子は、彼女とのことで少し悩んでいて。話を聞くと、彼女がブルーになっている時に自分も気分が下がり、イライラする時もあるとのこと。これが頻繁に起こるので、自分が滅入ってしまうってことでした。

そりゃそうだよね。一緒にいたり電話してる時に、めちゃくちゃ沈んでたり、返事してくれなかったりしたら、声のかけようもない。話を聞いてあげたいと思っても話してくれない、とかだったらもう、黙って放っておこう…と思うかもしれません。でも、息子にとって彼女は大切なパートナーなので、放っておくことはできません。

今回、息子の話では彼女のことになりますが、「大切な人」という意味では、対子どもの視線でも考え方は一緒かな?と思いました。

ネガティブからポジティブへ。自分自身どう気持ちを切り替えるのか、そして相手が気持ちを切り替えるためにサポートできることはどんなことなのか。普通に生活していても頻繁に降りかかってくる悩みのひとつです。

「負のスパイラル」というのがあって、これに巻き込まれてしまうと抜けるのにひと苦労です。ネガティブな思考は負を産みがち。負は周りの人にも影響を及ぼします。しかもそれは近くにいる大切な人だったりします。

負のスパイラルから抜けるには、気持ちを切り替える必要があります。

大切な人が落ち込んでいる時に、そのネガティブな感情に巻き込まれないように働きかけをするには、どうしたら良いのでしょう?

共感と理解を示す

落ち込んでいる人の感情を受け止め、共感と理解を示しましょう。相手が話したいときには耳を傾け、感情や困難に真剣に向き合ってあげることが大切です。「そんなこと気にするな」「もっと強くなれ」とか「その考えは間違っている」といった言葉は直球投下せず、まずは全ての思いを受け止めましょう。

感謝の気持ちを表す

相手に対して感謝の気持ちを表しましょう。相手が落ち込んでいる間も、その存在や努力に感謝し、それを伝えることで、相手の自尊心や意欲を高めることができます。

ポジティブな言葉を使う

励ましの言葉やポジティブなメッセージを伝えることで、相手の気持ちを切り替える手助けができます。希望や前向きな視点を提供することで、相手の気分を明るくすることができます。適切なタイミングで軽いジョークを交えたり、一緒に笑いを共有したりすることで、気持ちを明るくする効果もあります。

希望や目標を共有する

相手の気を紛らわせるために、楽しい思い出や未来の計画について話し合い、そこから希望や目標を持つことの重要性を伝えましょう。一緒に未来の計画を立てたり、やりたいことや達成したい目標について話し合うことで、気持ちを前向きに切り替える手助けになります。

楽しい活動や気分転換を提案する

一緒に楽しい活動を提案してみることも効果的です。散歩に行ったり、好きな映画を観たり、運動をしたりすることで、気分が切り替わることがあります。

心のケアを促す

心のケアやリラックス法を提案することも役立ちます。瞑想や深呼吸、穏やかな音楽を流したりすることで、リラックス効果を促し、気分転換につなげることができます。日記を書くなどの方法も、自分自身の感情に向き合い、回復するきっかけになるのでお勧めです。
息子が思春期の時には、思いのままを綴るメモを書いてみたらどうか?と言ったことがあります。ギターをやっていたので、将来歌の歌詞になるかもよ?なんて言ったものです。
人は自分自身のペースで感情を処理する必要がありますので、無理に気持ちを切り替えさせるのではなく、相手が必要な時間を取るために、時間と空間を与えることも必要です。

以上のアドバイスを参考にして、大切な人が落ち込んでいるときに効果的なサポートを行ってください。ただし、深刻な心理的な問題や状況に直面している場合は、専門家の助言を求めることが最善の選択です。

大切なのは相手の感情を無視せずに受け止めることです。相手の感情を尊重し、サポートする姿勢を持つことです。

息子と彼女のことは…

落ち込んだり、悲しくなったり、ムカついたり…
そんなことは誰にでもいつでも起こりうる感情だから、彼女がそうなっている時は、
仕方ないことだし今はその感情と闘っているんだな、と受け止めてあげたらどうかな。
彼女の気持ちが落ちているなら
「今は(気持ちが)落ちててもいいよ。でも、なるべく早く上がってきてね」って
待ってるスタンスで安心させてあげたらどうかな。

このようにアドバイスさせていただきました。

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