延命治療について考える

気になるいろいろ

先日、親戚が脳梗塞で倒れ、その後数日で亡くなりました。亡くなる前に病院へ行くことができたので、ありがとうの気持ちを伝えて参りました。

倒れてからはもう意識はなく、呼吸器を付けてはいるものの、イビキをかいて普通に寝ているような姿。余命数日と聞いていたので、今目の前にある命が消えていくのを見守るご家族の心情を思うと、とても切なかったです。

https://news.yahoo.co.jp/feature/1145/
「延命か自然な死か」家族に迫られる重い決断―終末期医療の現実(NHKスペシャル)

延命治療は、一般的には命を延ばすために行われる医療処置のことです。重篤な病気や状態に対して、人工呼吸器や給餌チューブ、心臓マシンなどを使用して生命を維持することを指します。

家族にとっては、愛する人の生命を守りたいという感情や、苦痛や困難な決断に対する不安や心配も抱えることがあるので、延命できているからと言ってそれで安心できるものでもありません。

そして、早かれ遅かれ延命治療を継続するか打ち切るかの決断をしなければなりません。家族にとって非常に苦しい選択です。このような決断は様々な要素を考慮する必要があります。家族は、患者の希望や意向、病状の重篤さ、治療の負担や副作用、生活の質などを考慮しなければなりません。

このことに関して調べてみると、「延命治療に関する決断は、家族や医療チームとの綿密なコミュニケーションと相互理解が重要です。時には、家族や患者が事前に医療プロキシや遺言書を作成しておくことも役立ちます。」とあります。

…ということで、私が延命治療を受けることになった場合、どうして欲しいのか息子たちにあてて書いておくことにします。

まずは命が繋がっている奇跡に感謝して、心の準備を整えてください。
あまり急に逝ってしまうと寂しいので、もう少しだけ大好きな息子達といさせてください。
私の意識がなくても、たくさん話しかけて、いつものように楽しい話で盛り上がってください。
4人が揃って私とのお話が済んだら、延命治療は打ち切ってください。
最期に命が消える時には、4人で私の手を握っていてください。
1人になるのはやっぱり寂しいから。
お母さんの最後のわがままだと思って、4人で揃って見送ってくださいね。

なんだか遺言みたいになってきたので、ここまでにしておきます。
あくまでも私の希望で。

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